上田市塩田下之郷の生島足島神社側の田んぼで、ご夫婦農家さんがつくるコシヒカリを使用しています。
上田市は強粘土の水田が多いため、粘り気のあるおいしいお米を作るのに適していると言われています。特に塩田地区は、江戸時代に「塩田三万石」と呼ばれたほどの有名なお米の産地です。
コシヒカリは甘みと香りが強く、冷めても旨味、もちもち感を損なわないのが特徴です。上品で優雅な旨みと甘味を感じ、冷めても「もっちり」とした食感と美味しさが保たれるため、おにぎりにピッタリなお米です。
ガスの強力な火力により98℃の高温を保持することで、お米の粘りと甘味を引き出します。さらに、炊きあがったら「おひつ」に入れることで、お米の水分量をちょうどいい状態に保ってくれるので、もっちりと甘味のある「ごはん」になります。
「おにぎり」には、遠足の思い出、運動会の思い出、部活の思い出、こどもが小さかった頃の思い出など、人により様々な思い出があると思います。そんな思い出がよみがえるような、ほっこりとできるおにぎりを目指しています。
豚汁の味噌は、「信州イゲタ味噌醸造蔵元 酒の原商店」の「信州イゲタ味噌【等糀】」を使用しています。
この味噌は、上田産大豆を100%原料とし、大豆10に対し糀も10の割合で使用され、香り・味わいのバランスがとても良く、具沢山の豚汁によく合います。
天然醸造・手造り・無添加でつくられた味噌は、ほっこりとやさしく、奥の深いなつかしい味わいで、食べた人の笑顔が浮かぶような味噌です。
あの頃お母さんが作ってくれたお惣菜。
オーナーがまだ小さかった頃に、お母さんが作ってくれたお惣菜を再現しました。あの頃は当たり前のように食べていたお惣菜ですが、いざ自分で作ってみると、なかなかお母さんの味にはなりません。
何度も何度も試行錯誤して、やっと辿り付いた「お母さんのお惣菜」は、優しい味がして、心がほんのり温かくなります。
こどもの頃から、食事のときは必ず「箸置き」を使っていたので、箸置きが無いと変な感じがして落ち着きません。箸置き集めはオーナーの趣味。お客様にも、いろいろな「箸置き」を楽しんでいただけたらと思います。